空飛ぶ猫がいるというなら

某キスマイファンの備忘録

千賀くんと舞祭組 -千賀さん27歳のお誕生日に寄せて

 

千賀さん、27歳のお誕生日おめでとう!!!(時差)

 

本当は3月23日に記事を載せたかったんですが、一部UTAGE!のネタバレを含んでいたので放送後になってしまいました……(忘れてたわけじゃないからね!!!)

 

26歳の1年間は千賀さんにとって充実したいい1年になったのかなあ。毎年千賀さんの誕生日を迎えるごとに「もっと昔から知ってたらなあ」とか「もっと前から応援してたかった」って後悔が募るばかりで。でも、舞祭組があったからわたしは千賀担になったわけで、それが私のタイミングだったんだなって(何の話)

 

私が舞祭組出のファンなことは皆さんご存知かもしれませんが、このブログで"舞祭組"についてちゃんと書いたことって実はないんです。だから今回は舞祭組(と千賀さん)について書こうかなと思います。

 

 

 

1月から始まった舞祭組ツアー。正直最初はどんなライブになるのか全く想像がつかなくて、初日がすごく怖かった。アルバムもアレだったし(褒めてる)

 

私は舞祭組からキスマイを、そして千賀さんを知りました。気になって調べていくうちにたくさんの魅力に気付いたし、いつしかそれは"気になる人"から"好きな人"に変わってた。でも好きになって色々気付けたからこそ、あんなに大好きだった舞祭組をどこか素直に応援できなくなってしまった部分もありました。

 

ファンになる前は千賀さんについて「キスマイの後列で、グレーのスーツを着た面白い人」って認識で充分だったし、それ以上求めなかった。それがいつしか「Kis-My-Ft2のメンバーで、ダンスのスキルが抜きん出てすごい。後列だけど歌も上手いし、誰よりもかっこいいキラキラのアイドル」と私の中で見方が変わってしまった時、少しずつ舞祭組としての活動を受け入れられなくなった。「ここまでやらなきゃいけないの?」って思う演出や、過度ないじりは見ていてすごく辛かった。
昔から好きで応援されてた方が、舞祭組結成にあたってたくさん悩んで、それぞれの結論を出していた中で、舞祭組出のくせに私はどれだけ都合のいいやつなんだろうって思います。

 

それでもやっぱり「舞祭組」の存在自体は好きだし、それまでジャニーズを毛嫌いしてた私が初めて好きになれたグループだったから、できる限りの応援はしようと決めていたし、彼らが信じて進む道を、私も出来る限りついて行こうと思った。無理な部分には目を瞑ればいいだけだから。

 

そう決めてからしばらく経った頃、様々な事情から彼らは出口が見えないトンネルに入ってしまった。発表されてたアルバムのお知らせは消え、"舞祭組"としての露出も減り、彼らが公の場で「舞祭組です」と言う機会が少しずつ失われていったように思う。ファン以上に怖かったのは当然4人のはずで、以前千賀さんが話してた「自然消滅してしまうんじゃないかって、ちょっと怖かった。」って言葉が表してると思う。見えない力で彼らの大切な場所が奪われてしまうんじゃないか、消されてしまうんじゃないか。それが私も怖かった。

 

2017年12月13日、奇しくも彼らのデビュー日にアナウンスされた4thシングル発売の知らせは、今思えばその後に続く舞祭組としての活動の復活の狼煙みたいなものだったのかなあって。道しるべのメイキングで、メンバーが口を揃えて舞祭組としてまた曲を出せることの喜びや、ファンを長く待たせてしまったこと、舞祭組や大好きな中居さんに対する想いを話してくれたり、MVの最後に『アルバムもお楽しみに!』って書いてあるやや汚めの、それでいて愛嬌のある文字を見て「きっと大丈夫だ」って思えた。(褒めてる)

 

だから彼らが2年越しでアルバムとライブツアーの決定を発表した時はやっぱり心から嬉しかった。4人が目標としていたことがやっと1つの形になって、しかも発売日が奇しくも彼らのデビュー日(2回目)だったのが何ともエモい……
(千賀さんがペラってなければ多分もう少し感動してたけど💢)

 

そんなこんなで迎えた舞祭組としての初めてのライブツアー。ありきたりな言葉だけど、やっぱりステージ上にいる4人はものすごく輝いてた。お客さんも優しく見守ってて(もはや保護者)、ライブが終わってこんなに心が温かくなるライブは初めてだった。セットも自分たちで動かしたり、キスマイのときみたいな派手な演出はなかったけれど、今のこの4人だから出来たライブだし、この4人じゃなきゃ出来なかったと思う。


そして白い衣装、着れて良かったね。舞祭組が結成された時から中居さんに「お前らも白い衣装着ろよ!」って言われてたもんね。だからFire&Lightningで白い衣装を身に纏って踊る4人を見た時、あんなカッコイイ曲なのにしくしく泣きました。とっても嬉しくて。

 

千賀さんは唯一"舞祭組"の結成に反対してたし、ライブの道しるべ前の映像でも、最初舞祭組としての活動は「苦痛だった」と言い切ったその言葉に嘘はないと思う。千賀さんが思い描いてたアイドルとは違う道だったと思うし、自分の中のアイドル像がしっかりしてたからこそ、悔しい思いもたくさんしてきたと思う。それでも中居さんを信じて、メンバーに助けられてここまで歩んでこれた。そして、自分に厳しすぎた千賀さんが、初めてありのままの自分で、自分に優しくなれたから、自信が持てるようになったんだよね。
『ここまで来るのに 色々あったね』
それが、舞祭組オーラスで流した涙だったんじゃないかな。


舞祭組ツアーを通して千賀さんが「こんなに自分を出せたライブは初めてだった。」「自信がついた。」って言ってくれたこと、それが本当に嬉しかったし、私なりに悩みながらも"舞祭組"を応援してきたことは間違いじゃなかったって思えました。千賀さんにとって苦痛だった場所は、今ではだいすきな場所になれてるのかな。

 


26歳の千賀さんを最後に見たのはUTAGE!の観覧。前説から出てきてくれて(芸人かよ)、収録前からたくさん盛り上げてくれました。

 

そして始まった収録。開始早々から千賀さんがガチガチに緊張してるのは、客席から見てて痛いほど分かった。笑う場面でも1人だけ全然うまく笑えてなかったし、険しい顔で上を見上げてはずっと大きく息を吐いてた。きっと後半に控えてたピアノのことでいっぱいいっぱいだったんだよね。

 

大きく息をする回数がどんどん増えて、ついに訪れた千賀さんの出番。ピアノの前に座ると、ぎゅっと目を閉じて、深呼吸をして、一生懸命気持ちを落ち着かせてたよね。震える指も、その真剣な眼差しも、私の席からしっかり見えた。UTAGE!特有の緊張感の中、「どうか千賀さんの努力が報われてほしい」ただそれだけを思って、ひたすら祈るような気持ちで見てました。

 

それまで1度も成功してなかったのに、本番で初めて最後まで弾ききることができて、「やり切った」って表情と同時に、プレッシャーから解き放たれた千賀さんの顔に安堵の色が浮かんで、もうそれだけで胸がいっぱいだった。

谷村さんに抱きしめられて、我慢出来ずに顔をくしゃくしゃにして涙を流した千賀さんを私は目の前で見ていたけれど、気付けば一緒に泣いてました。テレビ誌で横尾さんが「舞祭組ライブの福岡の時、千賀さんは楽屋にいなくてずっとピアノの練習をしてた」って話してくれてたから、寸暇を惜しんで舞祭組ライブと並行して練習してきたんだよね。休憩時間や睡眠時間を削ってまでピアノに時間を割いていた千賀さんの頑張りが報われたことが何より嬉しかったし、こんな素敵な場に一緒にいられたことが幸せでした。

 

"舞祭組"としてUTAGE!にたくさん出させて頂いて、そこで出会ったピアノ。ピアノを通してたくさんの嬉し涙も、そして本番のプレッシャーに押しつぶされて上手く弾けずに、悔し涙を流した時もあったよね。どんな時でも、与えられた試練がどんなに難しいものでも、諦めずに努力してこれたから、今では立派な特技になったし、千賀さんの武器になったね。この機会を与えてくださった中居さんや番組スタッフさんには感謝してもしきれないし、これからもピアノと真正面から向き合う千賀さんが見たいなって思います。

 

千賀さん、本当に本当に素敵な演奏だったよ。ありがとう。そしてお疲れ様でした。

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4月からはあの日テレで、平成舞祭組男以来のドラマが始まります。今回は"舞祭組"の4人としてではなく"Kis-My-Ft2"の4人(胸熱)。個々の様々な仕事や舞祭組ツアーを通して、一回りもふた回りも大きくなった4人を見れるのが本当に楽しみです。(ただ関東ローカルはしんどい。)

 

めちゃくちゃ長くてすみません。けど、好きなんだからしょうがない!!!(反省する気)

 

27歳の千賀さんが、個人でもグループとしても、たくさんたくさん活躍できますように。千賀さんにとって充実した幸せな1年になりますように。

 

27歳の千賀さんに幸あれ!